いっしょの布団に入りたかった。

下の日記に、金曜は休みだったって書きましたが。
レポート書くために、近所の図書館まで行きました。
ちょっと、調べないと分からない事があったので。
だけど市営の図書館には置いてなくて、一体何しに行ったのって感じでしたorz

で、そこで
鎌田實先生の『がんばらない』って本を読みました。
鎌田先生が書かれている本は大好きで、命についてや医療について真剣に考えさせてもらえます。

『がんばらない』という本には、先生が実際に受け持ってこられた末期癌の患者さんの最期が幾つかエピソードとして紹介されています。
図書館で読んでるってことも忘れて、最初から号泣してしまいました。

余命数ヶ月だと宣告されてなお、どうしてあんなに強く生きていけるんだろう。
明日死ぬかもしれない、そんな恐怖の中で。
自分の人生の最期に、大切な人に見守られながら笑顔で迎えることが出来たなら。
これ程までに幸せなことはないんじゃないかと思いました。
それに、こんな最期を迎えることが出来る人は、本当に素晴らしい人生を歩んできた人だからだと思います。
自分の死を悲しんでくれる人がいる。ありがとうって言ってくれる人がいる。
素晴らしいことだと思います。
私が死ぬときも、誰かにこうしてもらいたいって思う。
その為にもこれから一生懸命生きていかなきゃって思う。

自分が余命幾ばくって言われる時もいつか来るだろうけど、大切な人がそうなる時もきっとこれからあると思う。
幸い、私は今まで親族の死を経験していないのですが。
もしそうなったら、私はどうしたらいいんだろう。治療の痛みに苦しんでるその人を前にして、何か出来ることなんてあるんだろうかな。もう死にたい、楽にしてって言われたらどうすればいいのかな。
難しい…。結論なんてきっと出せない。どっちの答えをだしたとしても、きっと後悔すると思う。
タイトルの言葉は、末期癌のおじいちゃんをもったおばあちゃんが、おじいちゃんにしてあげたい事だったそう。
いっしょのお布団に入って、おじいちゃんのお話を一杯聞いてあげたいって。
ここにいるよ、ひとりじゃないよって言ってもらえるっていいな。素敵な夫婦だと思う。

だんだん何が書きたいのか分からなくなってきました…；；
あ～、もっと感動を伝えたいのにorz
私のアホ；；

でも、最近よく硫化水素を使った自殺だとか、人を人と思っていないような悪質極まりない殺人とかが多くて、本当に嫌な気分にさせられます。
人の命も自分の命さえも大事に出来ない人が多すぎるように思う。
私もよく、ちょっと嫌な事があったりしたら、「もう死にたい。」とか言ってしまうけど、こんなこと
今実際に『生きたい　まだ死にたくない　でも生きられない』状況の中で必死に生きてらっしゃる方から見れば、これ程までに最低で失礼な事はないなって思わされた。
もっと強くならないといかんわ。もっと賢くならなきゃ。
うん、頑張っていこう。