霧月三樹の気まぐれブログ
2024.11
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今日の夜は、やっとMBSで『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』の地上波放映日ですね~^^
予約はもうしてますv(^0^)v
初回DVD、先日売ってしまったんで(--;)
映画は苦手やけど、やっぱり鋼だもん><
ロイもリザもですが、映画はハイデリヒが大好きですv
旬君の声、いいですよね~^-^
そういえば、私が何となくアニマックスを付けた時、かなり高確率でルパンやってます…。
何でだ??
今日は『賢者の石』がどうとか言ってるww
あ、パソコン発送したってメールがvv
お~^-^
嬉しい><
写メ日記で書いたミロサン、折角だから上げて置きます。
今週号のネタバレ満載なので、ご注意下さい。
来週号が発売する前に書いてしまいたかった…。
予約はもうしてますv(^0^)v
初回DVD、先日売ってしまったんで(--;)
映画は苦手やけど、やっぱり鋼だもん><
ロイもリザもですが、映画はハイデリヒが大好きですv
旬君の声、いいですよね~^-^
そういえば、私が何となくアニマックスを付けた時、かなり高確率でルパンやってます…。
何でだ??
今日は『賢者の石』がどうとか言ってるww
あ、パソコン発送したってメールがvv
お~^-^
嬉しい><
写メ日記で書いたミロサン、折角だから上げて置きます。
今週号のネタバレ満載なので、ご注意下さい。
来週号が発売する前に書いてしまいたかった…。
お!?の続き
弥勒を追う珊瑚の想いみたいなのを書いてみました。
「珊瑚、此処で別れよう。」
法師さまから伝えられた言葉は、やはり想像した通りの言葉だった。
法師さまとの距離は幾分か離れているにも関わらず、風穴から漏れる空気が作り出すその風の音は、自分の耳にまではっきりと届いていた。
『もう時間がない…。』
火を見るよりも明らかなその現実が、先程奈落の策略によって見せられた法師さまの父上の最期と共に、自らの脳裏をかすめていく。
ここで別れてしまっては、もう二度と法師さまに会える事はない。
二人で、いやここまで共に苦楽を乗り越え、共に闘って来た仲間とともに、無事に琥珀や七宝が待つ楓様の里へ戻れたら、祝言を挙げようと約束したのはほんの数刻前でしかないのに。
『分かってるんだよ、法師さま…。』
貴方が何を考えてるかって事ぐらい。
貴方が何を一番恐れてるのかって事も。
いつもいつもそうだったから。
法師さまは、あたしや琥珀の為に自分の身の危険も省みずに闘ってくれた。
守ってくれた。
どんなに感謝したって仕切れない。
法師さまがいてくれたからこそ、今この世に琥珀とあたしがいる。
だけどね、法師さま。
あたしは守られるだけの、そんな弱い女になんかなりたくない。
天下の退治屋の里の長の娘なんだから。
大切な人の隣で、お互いの背を任せて闘える相棒でありたい。
女好きで見境なくて、どうしようもないけど、ずっと一人で過酷な呪いと闘い続けた貴方が、本当に必要とする生涯の伴侶はそんな人だと信じているから。
あたしは、そんな人間として貴方に認められた唯一の女だと自惚れていたいから。
貴方があたしを置いて、自らの風穴に吸い込まれてしまう覚悟があると言うのなら、あたしにも貴方と共にどんな運命でも受け入れる覚悟がある。
そう、これはきっとあの告白を受けるずっと前から。
だから、
だから一人でいなくなってしまったりなんかしないで。
どうか間に合って・・・!!
無意識のうちに、雲母の柔らかな毛並みに置いた手にギュッと力が籠もる。
無言の訴えを肌で感じ取った、その優秀な愛猫は、自らの背に跨った主人の表情を一瞬伺って、法師を追う速度をより一層速めるのだった。
「珊瑚、此処で別れよう。」
法師さまから伝えられた言葉は、やはり想像した通りの言葉だった。
法師さまとの距離は幾分か離れているにも関わらず、風穴から漏れる空気が作り出すその風の音は、自分の耳にまではっきりと届いていた。
『もう時間がない…。』
火を見るよりも明らかなその現実が、先程奈落の策略によって見せられた法師さまの父上の最期と共に、自らの脳裏をかすめていく。
ここで別れてしまっては、もう二度と法師さまに会える事はない。
二人で、いやここまで共に苦楽を乗り越え、共に闘って来た仲間とともに、無事に琥珀や七宝が待つ楓様の里へ戻れたら、祝言を挙げようと約束したのはほんの数刻前でしかないのに。
『分かってるんだよ、法師さま…。』
貴方が何を考えてるかって事ぐらい。
貴方が何を一番恐れてるのかって事も。
いつもいつもそうだったから。
法師さまは、あたしや琥珀の為に自分の身の危険も省みずに闘ってくれた。
守ってくれた。
どんなに感謝したって仕切れない。
法師さまがいてくれたからこそ、今この世に琥珀とあたしがいる。
だけどね、法師さま。
あたしは守られるだけの、そんな弱い女になんかなりたくない。
天下の退治屋の里の長の娘なんだから。
大切な人の隣で、お互いの背を任せて闘える相棒でありたい。
女好きで見境なくて、どうしようもないけど、ずっと一人で過酷な呪いと闘い続けた貴方が、本当に必要とする生涯の伴侶はそんな人だと信じているから。
あたしは、そんな人間として貴方に認められた唯一の女だと自惚れていたいから。
貴方があたしを置いて、自らの風穴に吸い込まれてしまう覚悟があると言うのなら、あたしにも貴方と共にどんな運命でも受け入れる覚悟がある。
そう、これはきっとあの告白を受けるずっと前から。
だから、
だから一人でいなくなってしまったりなんかしないで。
どうか間に合って・・・!!
無意識のうちに、雲母の柔らかな毛並みに置いた手にギュッと力が籠もる。
無言の訴えを肌で感じ取った、その優秀な愛猫は、自らの背に跨った主人の表情を一瞬伺って、法師を追う速度をより一層速めるのだった。
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